50年代の防水時計を彷彿させるディテールがレトロなタイメックス「ウォーターベリー ダイバー」
リーズナブルな良品を続々世に送り出すタイメックスから、50年代の防水時計を思わせる「ウォーターベリー ダイバー」(2万2000円、消費税込)が登場。プレーンでさりげないスタイルに、こだわりのディテールを盛り込んだ大人のカジュアルクオーツです。
ケース内部にインナーベゼル? プレーンな第一印象の中に備えた独自の防水機構
1854年に米国コネチカット州・ウォーターベリーにて創業、いまや全世界的なカジュアルウォッチブランドとして広く知られるタイメックス。人気の理由はいうまでもなく、圧倒的なコストパフォーマンスの良さと多くのユーザーに受け入れられる親しみやすいデザインにある。
「良いものを、大量生産によって手の届きやすい価格に」という信念は、1890年代に発売された伝説的な懐中時計「ヤンキー」から連綿と続くものだ。

さてそんなタイメックスからこの秋登場するのが新作「ウォーターベリー ダイバー」(2万2000円、消費税込)。シンプルなラウンドケースにブラックのダイヤル、レザーストラップという組み合わせは一見極めてベーシックだが、よく見るとケース内部にインナーベゼルを収めた独特の機構を備えていることに気がつくだろう。
これは1950年代にスイスのケースメーカー・EPSA社が潜水スーパーコピー時計 n級用に開発、当時広く普及した“コンプレッサーケース”と呼ばれる機構だ。ケースにかかる水圧を利用し、水深が深くなるにつれて密閉度を高めて防水性を保つというユニークなもので、水中での経過時間を確認するためのベゼルをケースの内側に備えているのも特徴のひとつ。
ケース右側面にはふたつのりゅうずを搭載、2時位置のりゅうずはインナーベゼルの操作、4時位置のりゅうずは時刻を合わせるためのものだ。

創業当時の社名ロゴ、頭文字を模った秒針が、積み重ねた歴史をさりげなく主張
レトロなムードを醸し出すのはケースだけではない。ダイヤル6時位置に“THE WATERBURY”のコレクション名とともに添えられているのは、タイメックス社創業当時の社名「WATERBURY CLOCK COMPANY」のロゴマーク。同じマークはりゅうずのクラウントップにも添えられて、タイメックスの築いてきた170年近くに及ぶ歴史の奥行きを感じさせる。
またアクセントとして、2時位置のりゅうずと秒針にはダークグリーンを配色。特に根元に社名の頭文字“W”のモチーフを添えた秒針は、ミニマムを極めたブラック×シルバーの配色にクラシカルなスパイスを効かせている。
ぱっと見何気ないクオーツウオッチに見えて、それと知る人だけが「もしかして」と気がつく、洒脱なディティールは心憎いばかり。リーズナブルな価格も手伝って、老若男女を問わず人気を集めそうだ。
●製品仕様
■TIMEX ウォーターベリー ダイバー
品番:TW2V49800
価格(消費税込):2万2000円
ケース径:41mm
ケース厚:10mm
ケース:ステンレススチール
ストラップ:ブラックレザー
ガラス:ミネラルガラス
ムーブメント:クオーツ
防水性能:100m(10気圧)防水




